※この記事は最終更新日から4年経過しているため、古い情報の可能性が高いです。
今回お届けするのは、富士宮市黒田にあるケーキ屋さん『夢の菓子工房 ボンヌ・ジュルネ』。
富士宮周辺地域では有名なお店で、筆者がまだ富士宮に住む前(以前は静岡市に住んでいました)にも、たびたび話題に上がっていたほどです!
この記事では食べた感想のほか、お店の概要や基本情報(営業時間・定休日・アクセス・駐車場など)、外観や店内の様子などをお届けします。
まずは “ボンヌ・ジュルネ” がどのようなお店なのか紹介します。
今回は店長の佐野さんと、パティシエの高山さんにお話を伺うことができました! 素朴な疑問も含めてお答えいただきましたよ~。
ボンヌ・ジュルネについて
ボンヌ・ジュルネとは、フランス語で「良い一日を」という意味です。
素材をいかしたお菓子を作り、お客様に「美味しく食べていただきたい」という想いや、働くスタッフにも「楽しくお菓子作りをしてほしい」というメッセージも込められています。
ショーケースには30種類弱のケーキが並び、季節に合わせてバリエーション豊かな商品を提供しています。
ケーキの価格が400円前後とリーズナブルなのも嬉しい♪
喫茶も併設されているため、ケーキを食べながらゆっくりとカフェ時間を過ごせますよ。
豆知識として……ボンヌ・ジュルネは、始めから現在の場所で営業していたわけではありません。
もともとはオーナーシェフ “鈴木祥王” さんが、自宅1階を店舗として営んでいたそうです。
その開業が1992年ということですので、創業28年(執筆時点)になります。
そして現在の場所でリニューアルオープンしたのが、1998年。当初は「山の上のお菓子屋さん」と呼ばれ、親しまれていたそうですよ。
ところで、お店のロゴに “ウサギ” が使われているのですが、「なぜウサギなのか?」気になったので伺ってみました!
どうやら、動物をモチーフにした絵画や造形作品で有名な画家 “十時孝好” さんに、最初に作ってもらったのがウサギだったそうで、そこから徐々に増えていったとのこと。
また現在のこの可愛らしいロゴは2代目だそう。初代のロゴマークは、テイストが異なっていたようです。
ロゴマークだけでなく、店内へのアプローチや、喫茶室など色々な場所にウサギがいますので、隠れ○ッキーならぬ、“隠れウサギ” を探すのも面白そう♪
それでは店舗の詳しい情報へ……。
ボンヌ・ジュルネの店舗情報
住所 | 〒418-0034 静岡県富士宮市黒田178-8 |
---|---|
営業時間 | 10:00~19:00(喫茶室 ~17:00) |
定休日 | 火曜日 |
TEL | 0544-26-1923 |
駐車場 | あり(21台) |
支払い方法 | クレジットカード使用可能 |
公式サイト | HP・Instagram |
2019年10月1日より、営業時間が「10時から19時まで」と変更になったようです。クレジットカード決済できるのも嬉しい!
アクセスMAP
ボンヌ・ジュルネは、富士市から富士宮市にぬける“岩本山”の通り沿いから、ほんの少しだけ引っ込んだ場所にあります。
大きめの看板が目印に立っているので、はじめての方でもすんなりたどり着けると思いますよ。
駐車場
駐車場はかなり広々としているので、とても駐めやすいです! 帰るときは、中央の花壇をぐるっと回って出ていくイメージです。
ボンヌ・ジュルネの雰囲気
お店の外観
ヨーロッパ調の建物、スタートから良い雰囲気が漂っていますね。駐車場の左奥に、店内へと続く長めのエントランスがあります。
今回は1月に伺ったので、パンジーやビオラといったお花がキレイでした。隅々までお手入れが行き届いています。
アーチの下には階段があります。この “一段上がる” 演出がまた良いですね~♪
階段を登ったところに、一匹のウサギを発見‼
さらに歩いていくと、カフェのテラス席が右側に見えてきました。
曲がり角からは、茶畑が見えます。 お店の周りの雰囲気もステキ!
なおも、エントランスは続き……。
角を曲がると、やっとお店への入口が見えました! 最後は色とりどりの花々のアプローチ。
おっと、入口の手前でウサギの親子がお出迎えです。
ステンドグラスが組み込まれた、味わい深いドア。その両側の小窓から見える店内がまた良いですね。
ふと視線を右側にずらすと、手書きのかわいいイラストと文字が書かれていました。
それではお店の中へ……。
店内の様子
柔らかい色の照明と木のぬくもりを感じる、温かい雰囲気の店内。中央には、華やかなラッピングのギフトがディスプレイされています。
斜め右側には、ショーケース。遠目からでも、たくさんのケーキが陳列されていることがわかるので、これはもう吸い寄せられてしまいますね(笑)
デン!
デデン!
デデデン!
前にも書きましたが、ボンヌ・ジュルネでは定番から季節商品まで、30種類弱のケーキが並べられています。
ご覧の通り、ホールケーキもあるんです! 急ぎでホールケーキが必要になったときに重宝しますね。
あと、面白いのがコレ。プリント・似顔絵デコレーションケーキです。
フードプリンターという専用機械を用いて、チョコレートの上にプリントしているんだそう。
従来の手作業だと、どうしても細かい部分の再現に限界がありますが、プリントだと再現性が高くなるとのこと。ケーキにフルーツなどが飾れるのもプリントのメリットです。
また、“似顔絵デコレーション”に至っては、プロのイラスト技術を持ったスタッフさんが作成してくれるそうで、これはほかのお店にはないサービスです!
各詳細はこちら↓
>>プリントデコレーション
>>似顔絵デコレーション
それでは、焼き菓子などにも目を向けてみましょう!
こちらは人気商品の “塩ぶっせ”。
外はサックリ、中はふわふわ。ほんのり塩の風味を効かせたバタークリームがサンドされています。
こちらも人気商品という “おひさまのたまご”。
しっとり、ふんわり食感のバターカステラ。生地には、ホワイトチョコレートと生クリームがたっぷり練り込まれています。
カゴ盛りのギフトも凄く素敵でした。ラッピングへのこだわりが見て取れます。特別な贈り物に喜ばれるのではないでしょうか。
喫茶室の様子
こちらが喫茶室への入口です。
喫茶の利用は“セルフサービス”となりますので、ケーキを購入した後、自分で席まで運びます。詳しい利用方法は後ほど……。
アンティーク調のテーブルとイスで、落ち着いた大人の雰囲気です。
本来なら奥の窓から “富士山” が見えるのですが、取材時はあいにくの天候で……撮影できず!(泣)
部屋の上を見上げると、こんなところにもウサギがいました! まだ隠れていますので、ぜひ探してみてください。
こちらは “テラス席”。明るく開放感があり、また違った雰囲気が楽しめます。
空調管理もしっかりされていますし、ひざ掛けの用意もあるので、冷えが気になる方もご安心ください。
そしてこちらが “ドリンクバー”。子供用のイスはこちらに用意されていました。
ドリンクバーの利用には、別途料金がかかりますのでご注意ください。(お冷は無料)
喫茶(カフェ)の利用について
営業時間 | 10:00~17:00(オーダーストップ 16:30) |
---|---|
価格 | ケーキセット:400円(税別)+ケーキ(店頭)価格 単品:480円(税別) |
備考 | ・1時間30分 ・おかわり自由 ・セルフサービス ・全席禁煙 |
ボンヌ・ジュルネでカフェしてみた
今回はモンブラン、ストロベリー・フィタージュ、サバランをいただきました。
モンブラン
まずは、モンブラン。
一瞬「え、モンブラン?」と疑ってしまうようなデザインですが、「ボンヌ・ジュルネといえば、このモンブラン!」というほどの看板商品。
ロールケーキの土台に、カスタードと生クリームが、薄く伸ばしシート状にした栗に包まれています。
この芸術的なフォルムは、オーナーシェフの修行時代から変わっていないみたいです。
ストロベリー・フィタージュ
つぎは、ストロベリー・フィタージュ。
ボンヌ・ジュルネ版の “いちごミルフィーユ”。冬・春限定ケーキです。
お店にいた他のお客さんが「これ美味しいんだよね~」と話していたの聞いて、食べたくなりました。
大粒なイチゴがたくさん! サクサクのパイの中には、クリームがたっぷりで嬉しい♪
でも、ミルフィーユって食べ方がむずかしくないですか? キレイに食べようとは思っていませんが、パイが毎回残念な感じになってしまいます……コツをご存じの方は教えてください(笑)
サバラン
そして、サバラン。
ブランデーとラム酒がたっぷり、ちょっと大人向けなパンケーキ。豊潤な香りと、洋酒がしみ込んだパンがたまりません。
富士宮でサバランを置いているお店はあまりないように思うので、好きな方は是非♪
そして、ケーキに欠かせない “コーヒー”。ほどよい苦味で飲みやすかったです。ドリンクバーを頼めば、おかわりし放題ですよ~。
ボンヌ・ジュルネのまとめ
今回は富士宮市黒田の『夢の菓子工房 ボンヌ・ジュルネ』をご紹介しました。
ケーキは良心的な価格ですし、カフェの居心地も抜群なので、ぜひ気軽に利用してみてください。
個人的には、夏季限定の “台湾かき氷” も気になっています。
なお、ボンヌ・ジュルネは2006年、富士市緑町に2号店『ボンヌ・ジュルネ アンファン』をオープンしています。
アンファンは現在、テイクアウトのみの提供となりますが、ラインナップは基本的に同じだそう。
白を基調にした外観で、この本店の雰囲気とは異なるとのことなので、また近くに行ったときは伺ってみたいと思います。