space Wazo|築100年の古民家で味わう贅沢なカフェ時間(富士宮市)

スペースワゾー

※この記事は最終更新日から4年経過しているため、古い情報の可能性が高いです。

今回お届けするのは、富士宮市野中にある古民家リノベーションカフェ『space Wazo(スペースワゾー)』。

みやぐらしを運営し始めたころにはすでに、「スペースワゾーにカフェがオープンする」という情報はわかっていたのですが……結局、今の今まで行けてませんでした。

実際に訪れてみて、「あ~もっと早く行けば良かった!!」と後悔するほど、お店の雰囲気、そして店主の人柄もステキでした。

この記事では食べた感想のほか、お店の概要や基本情報(営業時間・定休日・アクセス・駐車場など)、外観や店内の様子、またメニューなどをお届けします。

まずはスペースワゾーがどんなお店なのか、ざっくりとご紹介。

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space Wazo(スペースワゾー)について

スペースワゾーの店内

2016年1月より、築100年の古民家を利用した貸しギャラリー・レンタルスペースを提供している“スペースワゾー”ですが、2019年11月にカフェ営業もスタートしました。

味わい深いお店の雰囲気はもちろん、もともと“器”好きで作家物を集めている店主がチョイスしたおしゃれな食器類にも大注目。

なお『Wazo』という名前は、3代前の“菊次郎”さんが商っていた『和造(わぞう)』という、お茶のブランド名に由来しているそうです。(このお茶は“WAZO”という名で、海外にも輸出していたみたいです)

カフェをオープンするにあたり、厨房周りを中心に一部業者さんにリフォームをお願いしたようですが、あとは店主自ら、壁の漆喰を塗るなどコツコツと作業されたそうです。

店主はスペースワゾーの他にも、2009年に『e-zu工房(いーずこうぼう)』というギャラリー&カフェを立ち上げています。(現在の店名はe-zu工房ではなく、『日・吉月(ひよし)』となっています)

それでは店舗の詳しい情報へ。

space Wazo(スペースワゾー)の店舗情報

住所〒418-0039 静岡県富士宮市野中855-1
営業時間ギャラリー 10:00~17:00(不定休)
カフェ   11:00~17:00(木・金・土)
TEL0544-27-7160(坪井)
Mailspace.wazo@gmail.com
駐車場あり
公式サイトHPBlogInstagramFacebook

カフェの営業時間は、木~土曜日の11時から17時までとなっています。

ただ、ギャラリーで展示会などが開かれている場合は、本来カフェがお休みの日でもオープンしているようです。

カフェの営業日に関しては、公式ブログのカレンダーを見ていただくとわかりやすいですよ。

アクセスMAP

スペースワゾーの場所は、スーパー『モロホシ』の近くです。ただ、やや奥まったところにあるので、初めて訪れる際は不安に感じるかもしれません。

複数看板が置かれていますが、念のため駐車場までの道のりを紹介します。

駐車場までの道のり

スペースワゾーまでの道のり

まずは『ファミリーマート 富士宮野中店』の、すぐ南にある細い道路に入ります。

(富士川方面から来られる方は下り坂なので、勢いあまって通り過ぎないように気をつけてください)

スペースワゾーまでの道のり

150mほど道なりに進むと、左側にひときわ目立つ高い石垣と、『space Wazo』と書かれた看板が見えます。

スペースワゾーの駐車場

石垣の方に曲がると、スペースワゾーの駐車場です。明確な区切りはありませんが、茶色のプレートが目印になっています。

砂利ですが、広くて駐めやすい駐車場だと思いました。

space Wazo(スペースワゾー)の雰囲気

お店の外観

スペースワゾーの階段

駐車場の奥に、これまた立派な階段がありました。よく見ると『Wazo近道』というプレートありますね。

わりと急で、一段一段気合いを入れて上っていく感じです(笑)

スペースワゾーのシーサー

階段を上ると、門柱の上にシーサーが鎮座していました。

(ちなみに、シーサーには魔除けや守り神、幸運をもたらすといった意味があるそうです)

スペースワゾーのプレート

方向を示したプレートに従い、左側に歩いていくと……

スペースワゾーの外観

ありました! こちらがスペースワゾーでございます!

スペースワゾーの外観

庭も広いですね~! 春には“桜”も楽しめるようです(上の写真は1月撮影)。テラス席もあるので、温かい時期は気持ち良さそう♪

スペースワゾーの外観

こちらがスペースワゾーの入口。お店の中は見えないので、期待が膨らむばかり……。

店内の様子

スペースワゾーの店内

ガラガラガラッと引き戸を開けると……すでに雰囲気がヤヴァイ。

実は、古民家カフェ初体験の筆者。「あ~テレビで見るような雰囲気」という感覚がそこにはありました。

上の写真に太い柱が見えていますが、これが“大黒柱”でしょうか。初めて見ました。

下駄箱でスリッパに履き替え……さっそく中へ。

スペースワゾーの店内

まずは大きめのテーブル席と、小さめなテーブル席がありました。奥のテーブルからは富士山も見られます。

スペースワゾーの店内

後ろを振り返ると、カーテンで仕切られた奥に部屋が見えました。

スペースワゾーの店内

4人でゆったりと過ごせる広々としたスペースです。

スペースワゾーの店内

そして、お店に入って左側にもう1部屋。イスは4脚ありますが、テーブルは小さめなので2人くらいがちょうど良さそうですね。

ただ、テーブルを囲んで話せるので、目的によって4人でもマッチしそうです。

スペースワゾーの店内

その隣にある部屋には、大きなテーブル席がありました。ここは7人座れます。

スペースワゾーは部屋ごとに区切られているので、とにかく落ち着く感じがします。また何より、それぞれ部屋の雰囲気が違うのも嬉しいですね♪

「つぎはアッチの部屋で食べよう」など毎回、楽しめると思いました。

スペースワゾーの店内

ここまで思いっきり『スペースワゾー = カフェ』で話を進めてしまっていますが……スペースワゾーのメインは“貸しギャラリー”や“レンタルスペース”です。

お店に入ってすぐ左側の部屋がそのスペースになっています。趣があり、ここもいい雰囲気ですね。

公式ブログに和装の結婚式写真が掲載されていましたが、めちゃめちゃステキでした♪ 筆者も和装だったら、ここで写真撮りたかったです……。

space Wazo(スペースワゾー)のカフェメニュー

スペースワゾーのメニュー


上の写真は、2020年1月のメニュー表です。ケーキはその月によって、メニューが異なるとのことですので、お気をつけください。

space Wazo(スペースワゾー)で食べた感想

2020年1月9日のチョイスは……

スペースワゾーの店内

席を決めかねていると、店主が「この席から富士山がキレイに見えますよ~」とのお言葉が。

たしかに富士山も見えるし、1人ということもあったので、今回はこの席にしました。

(写真では白くなっていますが、実際は富士山が見えています……汗)

スペースワゾーインテリア

上を見上げるとステキな照明が! こちらは奄美大島にお住まいのステンドグラス作家、熊崎浩さんの作品だそう。

待ち時間も、見るものが沢山あってホント飽きません。

スペースワゾーのオリジナルブレンド
coffee オリジナルブレンド 480円

まずは“オリジナルブレンド”が到着。ガラスポットでの提供なので、自分でコップに注いで飲む感じです。

1杯入れてわかったんですが、2杯分の量がありました(笑)

こちらは『自家焙煎珈琲豆シロネコ』さんに協力いただき完成したという、スペースワゾーでしか味わえないコーヒーです。

スペースワゾーの店内

お好みでクリームやお砂糖を。

スペースワゾーのオリジナルブレンド

コーヒーうんまい!

酸味と苦味のバランス、そして、ほどよい苦味ですごく好みの味♪

スペースワゾーのコーヒー

ちょこんとかわいく置かれた砂糖菓子も、いい仕事してる。

スペースワゾーのプリン
プリン 330円

ほどなく“プリン”が運ばれてきました。

プリンの上には、ホイップクリーム。そして、たっぷりのカラメルソース。さらにスライスされたフランスパン。

これこれ、このプリンが食べたかったんです!

スペースワゾーのプリン

どこかで、“かため”のプリンと書かれていたような記憶があり、そのイメージだったのですが……思っていたほど、ハード系には感じませんでした!

でも、口当たりは“なめらか”ですし、普通においしいプリンであることは間違いない♪

甘めなプリンと苦めなカラメルソースの相性も良き。

スペースワゾーのプリン

この食べ方は……

絶対やるなよっ!

絶対やるなよっ!

絶対やるなよっ!

……ということで、絶対やってください。

プリンをパンの上に乗っけて食べるのは、店主おすすめの食べ方。さいごに、残ったカラメルソースを、パンで拭うのもお忘れなく!

スペースワゾーのチーズケーキ
サワークリームトップ チーズケーキ 380円

つづいて、“サワークリームトップ チーズケーキ”もいっちゃいます!

こちらもステキなお皿に盛り付けられていますね。

スペースワゾーのチーズケーキ

表面のサワークリームは“さっぱり”。チーズケーキは“ねっとり”。下のタルト生地は“さっくり”と絶妙。

ベリーソースの味は、どちらかというと酸っぱさが強めの甘酸っぱさ。個人的にこのベリーソース、ハマりそうです。

スペースワゾーのコーヒー

ケーキも食べ終わり、コーヒーを飲んだところ……冷めても美味でした。

また、テイクアウト可能だったので、『サワークリームトップ チーズケーキ・ヴィクトリアケーキ・ビスコッティ』をお持ち帰りしました。

スペースワゾーのヴィクトリアケーキ
ヴィクトリアケーキ 350円

バターたっぷりでしっかり甘めのスポンジに、イチゴジャム・生クリームがサンドされたシンプルなケーキですが、大人から子供まで好きな味です。

スペースワゾーのビスコッティ
ビスコッティ 150円


ナッツ、レーズン、チョコレートなどがたっぷり。ザクザク、ガリガリ食感でコーヒーがすすみます。

お手頃な値段とサイズ感なので、友人への手土産にも使えると思います。

ただ、テイクアウトして思ったのですが……できることなら、店内で食べるのが1番ですね!

やっぱり、あの空間の中でリラックスしながら、ステキな器ともにカフェ時間を味わうのが“醍醐味”だと感じました。

space Wazo(スペースワゾー)のまとめ

今回は古民家リノベーションカフェ『space Wazo(スペースワゾー)』をお届けしました。

次回は、ほかの部屋でまったりできたらいいなと思いつつも、あの部屋を1人で独占してしまうのもどうかと、悩みます(笑)

スペースワゾーから見る富士山

帰るときに気づいたのですが、門の付近から見る富士山もいい眺めですね~。

ということで、筆者初の古民家カフェでしたが、とにかく雰囲気が最高でした! 富士宮に限らず、古民家カフェは行ってみたいです。

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